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11日~次世代が笑顔になる森~リボーンアート・フェスティバル

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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宮城県の石巻を主な舞台とした、「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭、リボーンアート・フェスティバルが開かれています。
東日本大震災の被災地で「Reborn-Art=人が生きる街」をキーワードに、2017年に始まりました。

石巻南浜津波復興祈念公園に建つみやぎ東日本大震災津波伝承館には、弓指寛治さんの作品「半透明な森」があります。幅20メートルのフィルムに、リスや小鳥が憩う未来の森が描かれています。
描かれた森づくりは、石巻市のNPO法人「こころの森」が続けているもので、弓指さんも3回ほど参加したそうです。

「風が吹く復興祈念公園の中で植樹体験に参加させていただきました。日和山から種を拾ってきて発芽させ苗木に育てたものでした。管理して植えた木も全て生き残るわけではなく、自然淘汰されていく。残れるものが残り、この場所の成長と変化はその木々に委ねられる。やがてリスや鳥や虫が住み着くかもしれない。いいなあ。楽しみです」

市中心部の旧鮮魚店「プロショップまるか」(2022年3月閉店)には、弓指さんの他の作品と共に原画が展示されています。

こちらの会場の展示は、芥川賞受賞作家朝吹真理子さんとの共同制作です。
震災があった日やそれからのことを紡いだ言葉や、手芸、絵画などが展示されています。鑑賞しながら2階へ、再び1階へと巡ります。

 

こころの森の担当理事古藤野靖さんは、亡くなった友人や住民に喜んでほしいと思い、次世代が笑顔になる森づくりを始めたそうです。

「半透明な森」の原画には「綺麗なところにして人が来れる場にする事が弔いなんじゃないかなと、古藤野さんが言っていた」と添えられていました。

リボーンアート・フェスティバルの会期は10月2日まで。9月14日は休祭日です。開催中は石巻市街地を巡回するバスが運行されています。

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