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国内試合レポ〜国別対抗戦2021【第3日・第4日】

国別対抗戦、第3日、全競技が終わり、日本チームは銅メダルを獲得しました。本当に開催されるのかと気が気でなかったことも忘れてしまいそうになるほど、華やかに盛り上がりました。コロナ禍でさまざまな制限はあるものの、選手たちが心からスケートを楽しんでいるのを観ることができて、とても幸せな気持ちになりますね。特に羽生選手のひたむきな姿には、胸が熱くなりました。

3日目の様子をメンバーさんがレポートしてくださいました。

【4月27日】4日目のエキシビションのレポを追記しました。

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4月17日(土) チーム日本のキスクラと公式練習、表彰式より

<ペア  フリー>

日本のキスクラには、昨日までに試合の終わった選手たちが集まってきます。ゴーちゃんにウサギ耳をつけて遊んでいたアイスダンスのタケルくんをふと見ると、バニーになっていたり、昌磨くんは鉢巻をキリリと締めていたり、何やら楽しそうです。

羽生くんは第2グループインを前にリンクサイドに登場! 鉢巻をして凛々しいお姿で前列端の席に座り、さっそく隣の昌磨くんの髪をマスク越しにお世話している様子。

?? マスクに日の丸 ?!  双眼鏡で思わずチェック。公式グッズのグレーのマスクの右頬に、でっかい日の丸をあしらった特別仕様のようです。羽生くんはその下に白いマスクを付けていました。この公式マスク、今日はすごい売れ行きだったようです。

マスク 公式マスク キスクラでは日の丸つきの特別仕様になってました。

りく&りゅう組がリンクインすると、キスクラでは日本の選手たちが前列に張り付いて応援を始めました。りくちゃん、スローを綺麗に降りてます。2人でお話ししながらリンクを回っていて、木原くん頼もしいなって思いました。そして! りく&りゅう組、130点台が出て、チーム大喜び♪ その後、日本チームはいったん引き上げていきます。

昨日までは、会場は満席でしたが、今日はキスクラ裏のショートと、いわゆるコーナー席はだれも座っておらず、販売しなかったようです。

<女子フリー>

今度は中央の席に座った羽生くんが昌磨くんに鉢巻を渡しています。ウサギはりくちゃんの頭に。演技後、梨花ちゃんには「よくやった」お習字をヒラヒラアピールで称え、かおちゃんには、みんなでジャッジなぎ倒しポーズで大盛り上がり。最終順位発表後、日本チームは荷物を持って奥に引き上げました。

<公式練習>

さて、男子のエキシビション公式練習を観たメンバーさんからも、ドキドキのレポが届いています!

今日はペアと女子の試合と羽生修造の日。開場時間の設定が男子EX練習も観られるとあって行列ができています。密を防ぐため、1mおきに線が引かれていました。

会場内に入ると、「天と地と」のサルコウの確認をしているところでした。その後、数回ジャンプトライに行きますが、コースがかぶって跳ばず、曲かけの時間に。

大きなアクセルを決めたあと、曲の停止をお願いして、、大きなシングルアクセル。

え?ちょっと待って。これはトリノの再来?

いま何回まわった?  緊張が走ります。

パンクやコースかぶりがあったあとに、4A両足着氷。

残りの全部の時間をかけてこれをやるのか、と心臓がバクバクします。

ドリンクを口にしてからまたトライ。軸が曲がりfall。グラッスル君が石になって見てます。その後数回トライしパンクして、考えたあと、次は惜しいfall。

リンクアウトして椅子に座って休憩ののち、またリンクイン。3Lo、4T、パンク、3A美。

オッケーの声が響き、半袖黒い子になって4TEu3Fの3連続。ネイサンとにっこり。

バンクのあと、シュッパの声が何度も聞こえて、、軸が曲がってfall。ほとんど回ってる!!氷を叩いて何か言ってる!

その後トライしてパンクし何かを叫ぶ、を繰り返して。練習終わりのアナウンスの中、「あと10秒!」と叫んで、ラストトライ、fall。

すっごいスタミナです。そして怪我がなくてほんとに良かったです。最後の1秒まで進化しようとする人だと思いました。そしてトリノと違うのは、プログラムの中で跳ぶ練習だったことです。

「確実に上手くなっているんで」

羽生結弦、もとい、熱く燃える羽生修造だったんですね!来季もめっちゃ楽しみです!

<表彰式>

表彰式前。日本チームは何やらわちゃわちゃと楽しそう。最初に呼ばれてメダルをかけるときに、段取りがほんとによくわからない様子で、ぐだぐだの選手たちに、客席にも笑顔が広がり和みました。

みんなスケート靴を脱いでいたので周回挨拶はなく、これはコロナ感染対策の規制退場を速やかに行うためでしょうか。

日本チームはリンクサイドで自撮りをしていたのですが、私は残念ながらそこで規制退場の順番となり席を立ちました。あとから終わりのほうの順番だった方に聞いたところ、カメラマンの田中さんが集合写真を撮影していたそうです。どんなお写真を見せてもらえるか楽しみですね。

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4月18日(日) エキシビション

国別のエキシビションは特別。チーム演技は何が来るのか? 番宣で語っていた「いい曲です」とは? ドキドキしながら開演時間に駆け込みました。

チームジャパンは、We are the worldに乗せて、阿部菜々美先生の振付で舞っていきます。チームの気持ちがひとつになっていることが伝わる演技。そして、なんとチームロシアが、踊りの輪に加わるサプライズ。残りの4ヵ国は応援席でボードを振ってくれています。世界がひとつになって、コロナ禍だけれどみんな頑張りましょう!という強い希望を感じました。そして「大阪、日本、ありがとう」の文字に涙しました。

ギャビーちゃん(ガブリエル・デールマン選手)の演技のときには、とてもすてきな応援が・・・。チームカナダがスマホライトを点灯させ、ギャビーの演技を応援したんです。かつてカナダでも、そのような応援があった演目だったそうです。フランスカップル(かな?)のしっとりとした演技のときも、もう一度そのような応援が、応援席を起点に起こりました。

羽生くんは『花は咲く』を披露。この演技を再び見ることができて、幸せでした。私もスマホライトを点灯。5年前の盛岡(NHK杯スペシャルエキシビション)を思い出しながら。

誰もライトを振るようなことはしていなくて、ただただ固定して、一人ひとりが星になる。スケーターの目に入らないよう、ライトはリンクではなく、上に向けて。

自然発生的に、誰も何も連絡せずに起きたできことでした。少しずつ光が増えていって、その中を未来への希望をのせて羽生くんが舞っているようで、気がついたら涙がこぼれていました。

ライブ配信を観ていた方にあとから聞くと、「特別な演出なのかなと思った。本当に星が瞬いているようできれいだったよ。羽生くんもリンクから見えていたかな」と。パソコンの画面で見ていてさえ、氷上の崇高な姿に涙が溢れ、心が浄化されていくような気がしたそうです。

国別が終わってもうすぐ10日が経ちますが、今も私の心に温かい火が灯っています。

>>>国別対抗戦【第1日・第2日】のレポはこちら

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