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11日〜忘れない〜

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11日~希望を作る~

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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先月11日の記事の最後に紹介したお花、トルコキキョウ。
復興 トルコキキョウ

福島県川俣町山木屋地区は東北有数のトルコキキョウの産地です。同地区の8軒の花卉農家で構成されている「あぶくまカットフラワーグループ」はトルコキキョウを中心に切り花などを生産していますが、特に夏場のトルコキキョウのクオリティの高さに定評があります。

2011年、福島第一原発事故の影響により、この地区は全域が「計画的避難地域」に指定され、震災後は、生産活動の中止を余儀なくされました。栽培中の花は、全て放棄することに…汚染されたハウスや周辺の片付けができないまま、グループのメンバーの方々は町内外の仮設住宅等へ避難することとなり、2011年と2012年の2年連続で栽培を断念せざるをえませんでした。
2013年に本格除染がスタート。復興に向けた取組みが行われる中、2014年には、東北有数のトルコキキョウの産地の名を消さないようにとの思いで本格栽培に向け試験栽培をスタート。「平成25年度福島県営農再開支援事業」を活用した避難区域内でのトルコキキョウの実証栽培に、グループ全員で取組みました。

試験栽培をはじめるに当たっては、とても大変だったといいます。まず、ハウス周りの除染を優先的に実施しなければならないため、町や県、国等の関係機関との調整が必要であったこと。また、計画的避難区域となっていたため、宿泊はもちろん、夜間や早朝の出入りも制限されていたこともとても苦労したことのひとつだったそうです。

実証栽培を終え、様々な困難を乗り越えて2014年には念願であった出荷へ。同年8月、川俣町農業復興祭が開催され、あぶくまトルコキキョウの出荷式が行われました。
「1000日ぶりに彩開したトルコキキョウの花物語」

「希望」という花言葉とともにトルコキキョウを見事に復活させた「あぶくまカットフラワーグループ」の皆さんは、これからも前へ進み続け希望を作り続けていくのだと思います。

発色が鮮やかで長く楽しめ日持ちがいいのが、あぶくまトルコキキョウの特長です。出荷は7月から10月中旬までですが、収穫の最盛期は8月中旬。ちょうど今の時期になりますね。
ネット販売もされているようですので、家に飾って少し華やかな気分で過ごすのもいいかもしれませんね。
【生花】5本売り☆あぶくまカットフラワーさんのトルコギキョウ クレープ

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