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11日〜忘れない〜

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11日~三陸産牡蠣がつないだお返しプロジェクト~

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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東北地方の冬の味覚の一つに、牡蠣がありますね。これから春に向けてますます身が太り、うまみを増していきます。

ところで、ヨーロッパ第一の牡蠣生産国といえばフランスですが、1963年、ブルターニュ地方を大寒波が襲い、その後80%の牡蠣が疫病で死滅するという危機がありました。
当時、フランスの牡蠣市場のほぼ100%を占めていたのは「ヨーロッパヒラガキ」という品種。この病気に打ち勝てる牡蠣を生産者や学者が世界中を探し求め、世界中のカキを試したところ、行き着いたのは、日本のマガキ種だったそうです。
その時に、牡蠣を寄贈したのが日本の三陸の養殖業者たち。
現在、フランスで流通している牡蠣には大きく2種類があって、殻が丸めで平べったいタイプと、クルーズと呼ばれる細長くて深い彫りのタイプです。後者はHuitres Japonaise(日本の牡蠣)とも呼ばれている、三陸産牡蠣にルーツをもつものだそうです。

そして、2011年、東日本大震災後に支援の手を差し伸べたのは、ブルターニュ地方の養殖業者たち。養殖用の機材が津波で流されてしまったと聞いて「お返しプロジェクト」を発動、カキを海中につり下げるロープやブイなど、10トンもの機材を探し出し、種牡蠣を沈める期間に間に合うよう空輸で三陸の養殖業者に届けました。
この機材は、三陸産牡蠣の種の保存の大きな礎となり、何よりも「遠くフランスも応援している」という事実が、被災地のカキ生産者の大きな励み、事業再開へのモチベーションとなったそうです。
また、フランス国立基金は20万ユーロの支援金を決定、この支援金は、宮城唐桑に「カキの販売センター」を建設する費用などに活用されたということです。
(Trips「三陸の牡蠣が、フランスの危機を救う。そして日本の震災後立ち上がったのは、フランスの牡蠣業者」)

さらに、2016年3月、フランスで牡蠣が死んでしまう病気が再開したときには「フランスお返しがえし」プロジェクトが日本側から発動され、今後も日本とフランス両国で力を合わせて課題に取り組むことが確かめ合われたということです。

東日本大震災の影響で宮城県の牡蠣の生産量は震災前の40%にとどまっています。「みやぎの生かき」は地域産品をブランドとして保護する国の「地理的表示保護制度(GI)」への登録を目指しているそうです。そんな「みやぎの生かき」を機会があったら味わっていただけたらと思います。美味しく食べて、それが消費拡大につながり、カキに関わる人々への支援になったら嬉しいですね。

マガキ

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