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MUSUBU Library(ライブラリー) vol.10

『MUSUBU Library(ライブラリー)』は、東日本大震災関連の書籍を紹介するコーナーです。ずっとずっと昔から災害と向き合ってきた日本。歴史から学んでみるのもいいかもしれませんね。

勇者はなぜ、逃げきれなかったのか(くもん出版)
著:田所真
こちらの副題は〈歴史から考えよう「災害を生き抜く未来」〉。
災害考古学とでも言うのでしょうか、過去の大地震や噴火などの災害を、考古学的に検証しているノンフィクションです。
第1章「貝塚から学ぶ”掟”」では、東日本大震災の時に宮城県や、岩手県の貝塚遺跡が、ほとんど津波の被害を受けなかった事実が紹介されます。つまり、縄文の人たちは、大津波の被害を語り伝えて、高台に住むことを”掟”としていたのでは、というのです。
また、第2章では、本のタイトルともなっている鉄製のよろいをつけた「勇者」が、群馬県の榛名山の、約1500年前の大爆発で火山灰に埋もれて死んでいる、その謎に迫っています。 この2つを含め、6つのケースが検証されていて、その謎解きは、ちょっとミステリーの味わいです。 わたしたちの祖先が、この日本列島で、どのように自然災害と向き合ってきたのか、改めて目を開かされる思いでした。
(高学年・中学生以上向き)
児童文学評論家 藤田のぼる「2016年夏季号 読んでみたい本」(2016.7.14 ベルマーク教育助成財団 )

天災から日本史を読みなおす(中央公論新社)
著:磯田道史
「殿、利息でござる!」の原作本の著者として羽生ファンにお馴染みの磯田先生著です。磯田先生は災害史の研究をライフワークとし、東日本大震災後に東海地方の津波常襲地に移住したほどです。 本には東日本大震災の被災地に関することをはじめ、南海トラフ地震の被害が想定される地域が、過去にどのように津波と闘ってきたかという歴史も記されています。 中には陰陽師・安倍晴明が津波を封じた塚の話も。 人類の歴史は自然災害との闘いの歴史でもあります。自然災害から命を守るための先人の知恵が詰まった本です。

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MUSUBU Library(ライブラリー)東日本大震災関連 お薦め本募集
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☆ 忘れない
☆ 継続
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