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石巻に行ってきました

調布から石巻へ。
復興支援プロジェクトの方々と、3月5日、6日で石巻へ行ってきました。
ボランティアの研修も兼ねていましたので、1日目は、岸英光さんを講師に迎えてのコーチングセミナーに参加いたしました。少し長くなりますが、コーチングとは、深いレベルのコミュニケーションを通じて人や組織が発揮できる理想的で最上な状態を引き出し、人が持つ無限の可能性とそれに基づく行動を軽やかに発揮するためのコミュニケーション・センスだそうです。
このセミナーの導入部分で岸先生は、最近世界で活躍する10代、20代の若者が多くなった中で、特に羽生選手の名を挙げて、羽生選手が、カナダ大会でSPでミスがあり6位になった後のインタビューで「まだ、24時間ありますから」と答えたことと、NHK杯で世界最高得点を出した後のインタビューで「本当に辛い血の滲むような努力」を「練習」に言い換えた事を挙げて、メンタルトレーニングが進んできたことに加えて、羽生選手の、リスクに対して深刻にならずに軽く自分に言い聞かせるという、コミュニケーション能力の高さを絶賛されていました。
羽生君の存在、その行動、言動は様々な分野の方達にも大きな影響を与えている事を知り、あらためて羽生君の素晴らしさを感じましたし、誇りに思えた時間でした。

石巻の街は、私が3年前に訪れた時からみると、少しずつ復興も進み、家やマンションも建ち始めて、色彩も増え、音も聞こえて、明るく感じられました。
情報ステーション「つなぐ館」では、アプリを活用して、津波による被害状況や、石巻の現在、過去、未来を、実際に語り部の方と街を歩きながら知ることができました。
24時間テレビで羽生君も訪れた、「がんばろう石巻」と書かれた大きなベニヤ板の看板の後方には小さなつなぐ館(南浜つなぐ館)も建てられ、ボランティアの方たちが3月11日に流す1000個の灯篭作りをしていました。今年は5年という節目なので、もう少し数を増やしたいというお話しを伺い、私達も心を込めて灯篭づくりのお手伝いをさせていただきました。

最後に、観光協会の方々との交流会では、被災された方のお話しを伺い、胸がつぶれる思いでした。が、「泣かないでください。私達は大丈夫です。一人ではないということがわかったから、負けません!」と強く手を握りしめてくださり、本当に感動いたしましたし、私達の方が勇気づけられました。

被災地に本当の春が訪れるのは、まだまだ先だと思いますが、その日まで寄り添い続けようという思いを新たにした石巻行きでした。

※この記事はメンバーの方にご投稿いただいたものです。ありがとうございました。

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