仙台だより～仙台青葉まつり～

仙台では、5月16日（土）と17日（日）に 仙台青葉まつり「新たな飛翔へ 伊達の粋」が開催されます。

仙台青葉まつりの起源は、江戸時代・仙台藩最大の祭りの仙台祭まで遡ります。承応４年（１６５５）年に始まったこの祭は、毎年９月１７日に東照宮（仙台市青葉区）の祭りとして、藩をあげて行われ盛大なお祭りでした。町内より多い時では７０基の山鉾が城下を練り歩いたそうです。
明治時代になると、明治７年にできた伊達政宗公を祀る青葉神社（仙台市青葉区）の礼祭に変わり、政宗公の命日である５月２４日に執り行われるようになりました。この礼祭は、青葉祭りとも呼ばれ盛んに行われていました。特に明治１８年の政宗公没後２５０年祭や、昭和１０年の３００年祭には多くの山鉾が市中に出て盛大に行われました。しかし、昭和４０年代後半には交通事情等により途絶えてしまいました。
現在の仙台・青葉まつりは伊達政宗公没後３５０年を迎えた昭和６０年に、長年途絶えていた「青葉まつり」を“市民がつくる市民のまつり”として復活させたもので、今年31回目を迎えます。（27回は、東日本大震災のため中止）　現在では杜の都・仙台の春を彩り、仙台３大まつりの一つとして、仙台市民はもとより、多くの方々に愛されるまつりとして定着しています。
2日間にわたって開催される仙台青葉まつり。
16日に開催されるのが宵まつり。この日は街中にお囃子が鳴り響き、すずめ踊りが演舞されます。
17日に行われるのが、本まつり。勇壮な甲冑姿の武者行列、伊達政宗公を祀る青葉神社の神輿渡御に稚児行列、豪華絢爛11基の山鉾巡行、すずめ踊りの大流しと続く時代絵巻の大パノラマが繰り広げられます。
（ 公式サイト　より）

宵祭りや本祭りで踊られる仙台すずめ踊りは、慶長８年（１６０３）、仙台城移徒式（新築移転の儀式）の宴席で、泉州・堺（現在の大阪府堺市）から釆ていた石工たちが、即興で披露した踊りにはじまるといわれています。
すずめ踊りの由来・概要
伊達家の家紋が「竹に雀」であったこと、また、お囃子の小気味よいテンポとぴょんぴょんと跳ねながら踊る姿が餌をついばむ雀の姿に似ていたことから「すずめ踊り」と名付けられ、長く伝えられてきました。
すずめ踊りの踊り方・初級編

このすずめ踊り、仙台市の小学校では必ず踊るんですよ。
すずめ踊りの歴史を学んで、踊りを習い、それを学習発表会や運動会などで披露します。
踊るのは、3年生か4年生の中学年くらいでしょうか。
きっと羽生選手も、小学校ですずめ踊りを習いぴょんぴょん跳びはねながら踊ったことでしょう。
かわいらしかっただろうなと思います。誰よりも高く跳びはねていたかもしれませんね。
16日の宵祭りでは、「飛び入りすずめ」といって、当日飛び入りで参加することもできます。
ぜひご一緒にいかがですか？

また、この青葉まつりに合わせて、 「仙台あおばスイーツ2015 EARLY SUMMER MARKET＆スイーツラリー」  というイベントも開催されています。
平成23年度に「パティシエと仙台野菜の甘い出逢い」をテーマに、「仙台あおばシリーズ」の１つとして誕生した「仙台あおばスイーツ」（下記パンフレットを参照）。
仙台青葉まつり当日、先着200名に仙台あおばスイーツがプレゼントされます。
日時：平成27年5月16日（土）～5月17日（日） 11時～18時30分(なくなり次第終了）
場所： 東北ろっけんパーク（仙台市青葉区中央2-5-8）

東北ろっけんパークでは、東北の復興商店街の情報やグッズを紹介・販売する「復興ギャラリー」があります。観光スポットやお祭りの情報などの紹介などもしてくれていますので、機会がありましたらぜひ立ち寄ってみてください。仙台観光アンバサダーさんがにこやかにお出迎えしてくれますよ。

そして今年の目玉は、新たに加入した「仙台あおばスイーツを食べられるカフェ」を合わせ市内及び市近郊の24ヶ所の取り扱い店舗を対象に開催される「スイーツラリー」です。
期間は5月1日（金）～5月17日（日）と、すでに始まっていますが、17日の青葉まつり当日まで楽しむことができますよ。
内容は以下の通りです。
(1)仙台あおばスイーツ認定を受けた販売店、飲食店（カフェ）で仙台あおばスイーツを含め500円以上を購入、または飲食をした方を対象に仙台あおばスイーツロゴシールを配布します。
（お買い物金額が500円以上の場合、金額にかかわらず1回のお買い物につき1枚のロゴシール配布となります）
(2)シール3枚を2015 EARLY SUMMER MARKET会場にて景品と交換します。(先着200名、なくなり次第終了)
参加店は パンフレット（表面） ・ パンフレット（中面） に掲載されています。

おいしい仙台の野菜を使った体にも優しいスイーツ。意外な組み合わせなどもありますがちょっと食べてみたいですよね。
中には「白菜ゆずジェラート」、チーズケーキ工房yuzukiの「ずんだシフォンケーキ」なんてつい目を引くスイーツも…。この機会に味わってみてはいかがでしょう。