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マリンピア松島水族館

今年7月1日に、仙台市に新しい水族館がオープンします。
それに伴って、88年という長い歴史を刻んできた マリンピア松島水族館 が5月10日に閉館となります。

松島水族館は、宮城県松島町にある日本三景・松島の松島海岸公園近くに建つ日本で2番目に長い歴史を持つ水族館です。
ゲートを入ると、たくさんのペンギンたちが目に入ります。その奥にはメリーゴーランドやモノレールなど、どこか懐かしさを感じる乗り物コーナーなどもあります。施設では、ラッコやイロワケイルカ、マンボウなど松島水族館を代表する生き物や希少生物なども飼育されています。また、アシカショーも開催されており、そのかわいらしさで長年私たちを楽しませてくれていました。

しかし、2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災がおこります。
その時に起こった津波で、けが人こそ出なかったものの1階部分に1メートル以上の浸水がありました。内部は泥などでひどく汚れた状態になり、循環ポンプが壊れるなど飼育環境が悪化したことによりマンボウ1匹、クラゲ65匹、熱帯魚、コマッコウなどの生き物たちも亡くなりました。また、淡水生物であるビーバー6匹のうち3匹が低体温症と海水を大量に飲んだ事による脱水症状で亡くなってしまいました。
そんな中、約80羽のペンギンや、イロワケイルカなどたくましく生き残った者たちも。
それを見た飼育員の方たちは「何とか命をつなぎたい」そして「再開で子供たちの笑顔を取り戻せれば」との願いを込めて泊まり込みで復旧作業に当たりました。飼育員の方たちの努力、そして鶴岡市立加茂水族館、茨城県のアクアワールド、大阪市の海遊館など全国からの支援を受けて4月23日に営業を再開することができました。
「生き物の命つなぎ留めた」 松島水族館が23日再開

閉鎖の危機を乗り越えて子どもたちに笑顔を届け続けてくれた水族館。
長年私たちを楽しませてくれた水族館に感謝の気持ちを伝えようと、閉館までの間、いろいろな方が参加して「閉館カウントダウンプロジェクト」が行われています。今年のゴールデンウィーク、お近くの方は思い出とともに松島水族館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、プロジェクトの中のひとつですが、「ありがとうの気持ち」を届けようと仙台市内の企業がメッセージを受け付けるサイトを設けています。 3300人分を集めるのが目標だそうで、書き込みを呼び掛けています。 メッセージを託されたぬいぐるみが仙台市から水族館までの33キロを旅するという設定になっていて、1人のメッセージが届くとぬいぐるみは10メートル進む…というようになっているそうです。
松島水族館へ「ありがとう」 専用サイト開設

こちらは、遠くに住んでいらっしゃるかたでもサイトからメッセージを送ることができます。
みなさまもぜひ「ありがとう」を届けてみませんか?
マリンピア松島水族館に3300人の“ありがとう”を届けます。