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復興支援~MUSUBU~

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MUSUBU Library(ライブラリー) vol.2

Gold Wingのプロジェクト『復興支援~MUSUBU~』では、東日本大震災関連の書籍を紹介する新コーナー『MUSUBU Library(ライブラリー)』を開設しました。このコーナーではメンバーのみなさんからご紹介いただいた書籍を順次ご紹介していきます。

今回は、羽生選手が日本赤十字社「東日本大震災復興支援事業」のメッセンジャーに起用されたことを受け、大震災発生時に石巻医療圏の拠点となった石巻赤十字病院関連の書籍をご紹介します。

東日本大震災 石巻災害医療の全記録(講談社)
著:石井正

石巻赤十字病院の100日間(小学館)
著:石巻赤十字病院 文:由井りょう子

石巻赤十字病院といえば、震災時に石巻圏で唯一水没を免れた医療拠点として、次々と患者が運び込まれる様子がテレビに映し出されていたことで記憶に残っている方も多いでしょう。
こちらも合わせてご覧ください。震災発生直後から職員の方々が迅速かつ冷静に行動し、患者を受入ていった様子が分かります。
石巻赤十字病院~東日本大震災 初動の記録~

この2冊の本を購入したきっかけは、某防災セミナーで石巻赤十字病院で実際に災害医療に当たられた先生の講演を聴いたことでした。そのセミナー自体、特に医療関係者対象ではないので、講演内容も一般向けでした。その講演から一番伝わってきたことは、災害への備えの重要性でした。

石巻赤十字病院では、近い将来起こると予想されていた三陸沖地震(実際に起こったのが東日本大震災)を想定した準備・訓練が前々からされていたそうです。一番驚いたのが、津波を想定して病院の建物自体を高台に移転していたということでした。もしも移転していなければ、海沿いにあった石巻市立病院とともに石巻赤十字病院までもが津波にのみこまれ、石巻医療圏は崩壊していたことでしょう。その他にも緊急時に通信回線が途絶えないための体制づくりや全職員の訓練がしっかりされていたために、大きな混乱なく初動が行われたのだそうです。

講演を聴いて、災害に対して備えがあるかどうかで、実際に災害が起こったときの結果が全く違ってくることがよくわかりました。
自然災害は避けられませんが、準備によって被害を最小限に抑えることができます。医療関係者でなくても、本を読んで当時の状況を知ることで、来るべき災害に対してどのような準備をすればよいか、どのような行動をとればよいか、ヒントが得られると思います。

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MUSUBU Libraryでは、メンバーの皆さんからお薦め本を募集します。メンバーのみなさんはこちらをご覧ください。
MUSUBU Library(ライブラリー)東日本大震災関連 お薦め本募集

復興支援~ MUSUBU~ のキーワードは
☆ 忘れない
☆ 継続
☆ 自分らしい支援
忘れないは「思いやること」かもしれません。復興支援は決して大げさなものではなく、無理をすることもなく、 自分にできる範囲で継続していくことだと思っています。