11日～道の駅「さんさん南三陸」

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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2022年10月1日、道の駅「さんさん南三陸」がグランドオープンしました。

「南三陸さんさん商店街」(2017年～)に、震災伝承施設や観光交流施設、交通拠点が新たに加わり、整備されました。

こちらは震災伝承施設「南三陸311メモリアル」です。

南三陸町は、東日本大震災による地震と津波で、町役場や病院をはじめとするほぼすべての公共施設が流されました。避難所に指定されていた所も、安全ではなかったのです。
住民たちの体験や思いに触れることができる展示ギャラリーや映像を見ながら自然災害から命を守るために大切なことは何かを考え、対話する場としてのラーニングシアターを備えています。

道の駅としてJR気仙沼線BRT志津川駅をはじめ、仙台直行高速バスの発着、南三陸乗合バスの発着場となる交通ターミナルになっています。

また、南三陸311メモリアル入口には「南三陸ポータルセンター」があり、道の駅を拠点に、町内のお店やスタッフがお勧めする魅力的なコンテンツ、地域ならではのツアープログラムの案内を行っています。

商業施設「南三陸さんさん商店街」は、28軒の店舗が軒を連ねる木造平屋建て6棟の商店街です。
こちらで特に有名なのは、南三陸キラキラ丼。南三陸キラキラ丼とは地元産の海鮮をふんだんに使い、見た目も味も豪華なその名の通り”キラキラ”したどんぶりのことです。季節ごとに各店が工夫を凝らすキラキラ丼をお目当てに、多くのお客さんが訪れていました。

伊達正宗公が求めたといわれる南三陸杉を使った中橋の向こう側には、南三陸復興祈念公園と旧防災対策庁舎があります。

このエリア全体は、建築家 隈研吾氏の『南三陸町志津川地区グランドデザイン』によるものです。
南三陸311メモリアルの展示を見て、商店街ではお買い物や食事。公園を歩いて、間近に海を見ながら、震災からの時間の流れや復興へと向かっていく人々の力を感じました。

「復興の中で、たくさんの出会いや絆も生まれました。ご支援いただいた町が、元気に頑張っている姿を見ていただきたい」南三陸町企画課長、佐藤宏明さんの言葉です。

道の駅「さんさん南三陸」は、仙台駅から車で三陸沿岸道路気仙沼方面より約90分、「志津川IC」を下りてからは5分ほどです。
高速バスは、仙台駅前のりば　宮交仙台高速バスセンター40番より。BRT志津川駅までは約1時間40分です。

キラキラ丼にひかれて入ったお店が鮨店だったので、握りを注文しました。上質なネタに感激しました。

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