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アイスショーレポートNo.24 ~ STARS ON ICE 2021 in 横浜 ~ 【24日・25日】

25日、横浜公演が幕を閉じました。緊急事態宣言が発令され、最終日の25日はチケットの払い戻しのお知らせもあり、直前に断念された方もいらっしゃったようです。今回のSOIはさまざまな困難を乗り越えてやっとのことで開催されました。

出演者の皆さん、関係者の皆さんに感謝しかありません。ショーの内容は放送もあるので、ご覧になれるかと思いますが、会場にいるからこその空気感を少しでもお伝えできたらと願い、後半2日間のレポをお届けします。

なお、会場に行かれた方からは、こんなメッセージが寄せられています。

判断して会場へ行った人、断念した人、それぞれの気持ちを思うと切なさが押し寄せ、胸が締め付けられます。観ている間もその思いが感情の大半を占めていました。会場では声を出さず、LINEやツイッターのDMを使っておしゃべりしました。手間と時間がかかるけど、またこれも楽しい思い出になりますように。次、ゆづ友さんにお会いするときは、心置きなくいっぱいおしゃべりがしたいです。

チームの皆さまは、次は八戸公演ですね。お身体に気をつけて、最後まで健康でいてください。4日間にわたって素晴らしいアイスショーをありがとうございました。

4月24日(土)

とても良いお天気の土曜日。運営もずいぶん改善されて、入場もプログラム販売も規制退場も、かなりスムーズになっているようです。

オープニングの後ろ姿登場から目が離せませんから、心を落ち着けるためにも早めに着席しました。ピンで最初にソロがある登場の仕方って、以前にあったでしょうか?場内を支配するかっこよさに、壁ドンされている気分です。

佐藤有香さんらしい細やかな振り付けも、北米テイスト感満載でとても素敵でした。

2016スケートカナダはノッテステラータ爆誕の大会。そして白レックレさん最後の大会でした。あれから5年?羽生くんは「4Aどんとこい体型」になって、ますますロックスターでした!エレメンツは余裕で超絶軽々!

最後のスピンは皆さん終わる前から大拍手で、決めポーズの瞬間に総スタオベでした。

フィナーレ、羽生くんソロパートに美しいスパイラルも組み込まれ、眼福。そして前向きに生きていこうって、思える、素敵な時間でした。

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大好きなショートサイド真ん中の席で観ることができました。アイスショーでは、迫り来る群舞の迫力とカッコよさを満喫できるので、ショートサイドが大好きです。

5年前のレックレのシーズンは、最後まで満足のできる演技に辿りつかないまま終わって、きっと心残りがあったのかな。今回はアイスショーとはいえ、ほぼノーミス。3Aもコンビネーションも決めて、お衣装はリニューアルしたようにも見え、とっても似合ってます。あの頃よりずっと大人になって、さらに円熟味の増したクレイジーさんにお会いできました。

4月25日(日)

いよいよ楽日、選手出入り口のそばのお席だったので、掛け声が聞こえます。

オープニングの冒頭、曲かけトラブルがあったのですが、スタンバイした羽生選手がツツーッといったん幕中に引っ込むところも見られて、和みます。

そんな中、オープニング開始。ほんとにあんなに細かい所作をしながらどんどん前に進んでいくの、素晴らしいです。目に焼き付けました!

群舞の振付をされた佐藤有香さんが、世界選手権ゴールドメダリストですから、もちろんスターの紹介コール。思いがけず有香さんの演技を見ることができました。今日のスペシャルなサプライズプレゼント。相変わらずツルツルの美しいスケートでした。

レックレは、クワドのセカンドがダブルになりましたが、相変わらずかっこいい。ズサーッがこちらにやってきまして、心は天国へ。

フィナーレでは、なんて美しいスパイラル!丁寧に丁寧に観客席を見つめて手を振りながら周回。「ハードな日々の中、全力投球で演じてくださり、ありがとうございました。元気が出ました」と心の中でつぶやいた私です。

終演後、外に出たら大雨。駅に着く頃には雨脚も弱くなり、その後晴れ。寂しくて涙ぐんでいましたが、お天道様の光を浴びて、この先、前向きに頑張っていこうと思います。

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帰ってきた26歳の白いクレィジーさん。コンビネーションが流れず、「あれ?詰まった?!」みたいに少しはにかんでたお顔が好きです。恐ろしくなるほどすごい、カッコいいダンスをするようになったけど、中身はやっぱりゆづなのね♬

フィナーレのSMILEのメロディーがずっと流れる中、羽生選手の優しさに会場中が包まれて、この1年のみんなの頑張りを癒してくれるようです。

ロングサイド真ん中あたりのお席で、フィナーレではちょうど目の前が羽生選手のポジション。何回も何回も客席を振り向いて、両手ゆらゆらを送ってくれました。反対側のロングサイドの席のお友達が、双眼鏡でこちらをガン見してたそうで、4階客席にも体を向けて、両手ゆらゆらしていたと、あとで教えてくれました。

真央ちゃんファンだった私。震災のとき、仙台のスケートの上手い子が被災してしまい、横浜で練習していると聞いて、とてもかわいそうに思い、それからは羽生選手のことを気にかけるようになりました。こうして今、深く傷ついて悲しみの底にいたあのか細い子が、こんなにもたくましくなり、励ましと勇気と力を与えてくれるようになるなんて・・・。感無量です。

ショーが終わる頃、別れを惜しむように土砂降りの雨が降り出しました。

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