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11日〜忘れない〜

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11日~稲むらの火~

Gold Wingでは毎月11日に被災地に寄り添い、あの日を忘れないという思いを込めて記事をアップしていきます。

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先月の広島の土砂災害に続き、御嶽山の噴火、台風など、自然災害のニュースが相次ぎました。行方不明の方々の捜索が少しでも早く進むことを願い、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

先日、羽生選手は津波防災大使に任命されました。津波防災の日は東日本大震災後にできた津波対策推進法で制定されました。1854年11月5日(旧暦)の安政南海地震で紀伊半島が津波に見舞われた際に、稲の束に火をつけて逃げ遅れた人たちを高台に導いて命を救った「稲むらの火」の逸話にちなんだ日です。「稲むらの火」の原作は、小泉八雲の「A LIVING GOD」(1896年)、村人の命を津波から救い、神として祀られた浜口五兵衛(浜口儀兵衛、浜口梧陵)という人物の活躍を描いた物語です。

地震や津波といった自然災害に遠い昔から苦しめられてきた日本。

津波がきたらできるだけ高い所に避難することを稲に火をつけて知らせた浜口五兵衛は、その後も住まいや家財を失った村人を助けました。また、津波がきても安心して村人が住めるように多くの私財を投じて村を津波から守るための堤防を建設し、村の復旧・復興に努めました。

浜口五兵衛の作った堤防は、1946(昭和21)年に発生した昭和南海地震で見事にその役割を果たし、多くの住民の命を守りぬいたということです。

東日本大震災では、想定外の津波が防波堤を越え、甚大な被害をもたらしました。しかし、これからも起こるであろう災害に備えた復興事業や町づくりは様々なところで始まっています。以前訪ねた石巻市では、津波を防ぐ防波堤の工事が始まり、海岸を走っていた仙石線は沿岸部から内陸部への移転が進められ、2015年6月に運転を再開する予定になっています。

160年前に浜口五兵衛が始めた復興支援と防災対策

浜口五兵衛のこの逸話は、私たちに大切な何かを訴えているように感じます。現代の私たちも被災した方々の心にに寄り添い、人間の英知をもってすれば、時間はかかっても美しいふるさとを再生することができると信じています。

浜口五兵衛が建設した広村堤防は、和歌山県有田郡広川町に現在も残っています。

和歌山県の県花は梅

10月11日和歌山県花

梅の花言葉は、「高潔」「忍耐」「忠実」「気品」「上品」

 

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Gold Wingでは皆様のボランティア体験や被災体験など、東日本大震災を忘れないための記事やエピソード(俳句や短歌、詩などの作品でも可)を募集しています。

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